Session Buddyの代替 — セッションではなく「作業」を保存するという考え方
Session Buddy は、開いているタブ一式をセッションとして保存し、後でまとめて復元できることで知られる定番の管理拡張です。クラッシュからの復帰や、作業環境ごとの退避・復元が目的なら、この方式は今も理にかなっています。
ただしセッション方式で戻ってくるのはタブの構成です。復元した数十個のタブを前に「で、どこまでやったんだっけ」となるのが悩みなら、保存すべき単位はセッションではなく、1つ1つの作業(ページ+進捗)かもしれません。
まず結論:復元したいのは「タブ」か「続き」か
結論:ウィンドウ構成ごと退避・復元したい(クラッシュ対策・環境切替)なら、セッション型が引き続き適任です。一方「復元後に続きが分からない」「全部は要らない、あの作業だけ戻したい」なら、作業単位でメモ/AI概要付きに保存する Arrows Lite の方式が合います。
| やりたいこと | 向いている方式 |
|---|---|
| タブ一式・ウィンドウ構成の退避と一括復元 | セッション型(Session Buddy など) |
| 特定の作業だけを、進捗が分かる形で再開 | Arrows Lite(Saved Cases に作業単位で保存) |
セッション型が向いているケース
- ブラウザのクラッシュや誤終了に備えて、開いていたタブ一式を守りたい
- 「調査モード」「執筆モード」など、タブ構成ごと切り替える使い方をしている
- タブの構成そのもの(どのウィンドウに何があったか)に価値がある
Session Buddy を含む各製品の機能・仕様は変わることがあります。最新の動作・データの扱いは各公式ページで確認してください。
セッション復元で戻らないもの
セッションはある時点のタブ構成のスナップショットです。強力ですが、単位が大きいゆえの弱点があります。
- 復元は「全部」が基本 — 欲しかった1作業のために、当時の全タブと向き合うことになる
- 各タブで「どこまで進んだか・次に何をするか」は含まれない
- セッションが増えると「どのセッションのどこにあの作業があったか」という新しい検索問題が生まれる
Arrows Liteの方式:作業単位で保存し、1件ずつ再開する
Arrows Lite の保存単位はセッションではなく1つの作業です。中断するタブを右クリック → SAVE で、メモまたは編集可能な AI ページ概要付きの Saved Case として保存します。
- 再開は Side Panel から必要なケースだけ OPEN — 当時の全タブを開き直す必要がない
- 検索がタイトルと概要の両方に効くので、「あの比較のやつ」程度の記憶で見つかる
- 今日の作業タブは MOVE で作業エリア(Arrows Start〜Working Area End)に集めておける
- 保存データは端末ローカルのみ・JSON でエクスポート/インポート可能
「その日の全部」ではなく「続きのある仕事」だけを確実に持ち越す、粒度の小さい方式です。
乗り換え・併用のしかた
- クラッシュ対策は Chrome の「前回開いていたページを開く」やセッション型に任せたままで構いません
- 「明日も続きをやる」タブだけ、終業時に SAVE で保存して閉じる習慣を作る
- 翌朝はセッションを丸ごと復元する代わりに、Side Panel から今日やるケースだけ OPEN する
よくある質問
はい。Arrows Lite は右クリックした対象タブだけを扱い、全タブの走査や監視をしないため、セッション型の拡張と役割を分けて併用できます。
自動移行機能はありません。続きをやる予定のページを開き直して SAVE で保存し直すのが確実です。全部ではなく「続きのあるページ」だけ移すのがコツです。
Saved Cases は保存した時点で端末ローカルに書き込まれるため、その後にブラウザが落ちても残ります。JSON エクスポートで手元のバックアップも作れます。
基本機能は無料で、アカウント登録は不要です(任意の AI ページ概要を使うときだけ Google サインインが必要です)。